作業工程 4
刷版作業

1校了・責了
編集担当者から印刷に入っても良いという了解が出たという意味です。ですから校正する箇所がなくなったものは、校了となります。校正担当者の名前と日付を入れて置くといいでしょう。校了後にミスが見つかった場合、校正担当者の責任となります。 また、構成箇所が若干残っているが納期との日程の都合により印刷所側に依頼し校正をおこなう場合は、責了と言います。この時点で、まだおおはばに直しがある場合は納期の延長を考えて下さい。印刷後にミスが見つかってはどうしようもありません。

2ネガ撮り
校正が終わり直しがなくなった下版をフィルムにします。フィルムにする事により保存ができ、二度目からのご注文の時にもすぐに印刷作業へ持っていけます。

3網(あみ)処理
フィルムに写真の貼り込み、見出しの題字などに平網をかける、ポイントにより薄い網から濃いめのアミを使い分けます。アミ処理の多い時はポピールEE(マスキングフィルム)を使い処理します。

4色分け
フィルムにポピールEEを使い、指定通りの色分けのフィルムを作成します。色にアミが入る時は同時に処理してしまいます。網処理と色分けが多い場合は、1色につき2枚のフィルム処理が必要となります。

5焼き付け
処理の終わったフィルムを文字、色、アミと焼き重ねて一つの版にします。焼付けの前に、色分け、アミの確認をします。

6検版
焼付けの終わった版をアミ、色分け、ヨゴレ、キズの確認をします。

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